麻疹(はしか)は毎年冬から春(初夏)にかけて流行し、昔は「命だめし」とか「命さだめ」などと呼ばれていた地方もあるくらい、死亡率の高い感染症です。今はほとんどのお子様が1歳の時と小学校就学前の合計2回「麻しん風しん混合ワクチン」を接種しますので、全国規模の流行はなくなりました。ただ世界ではまだ流行している地域があり、外国から持ち込まれた麻疹の患者さんは一定数報告されていますのでワクチン接種は将来も必要です。